SSブログ

Warrantで自動運転(2)−OBlockの設定 [JMRI]

warrantを使った自動運転を試してみます。今回は図のような4ブロックの単線区間でA駅からB駅へ車両を動かしてみたいと思います。OBlocks_0_1.001.png最初に各ブロックの情報(ブロックの位置関係やセンサー/ポイントなどの情報)をJMRIに教えるために、Occupancy Blocks(OBlocks)を設定します。従来のBlockはLayoutEditorやスクリプトなどを使って設定する必要がありましたが、OBlocksは新たに追加されたOccupancy Blocksテーブルを使って、より簡単に設定することができるようになりました。
OBlocks_0_1.pngOblock, Portal, OPathの関係は図のような感じです。OBlockは従来のBlockと同様区間を表します。そしてPortalはOblock同士の接続点、OPathは各OBlock内での車両の進行方向を表します。

設定はPanel Proのツールバーの【ツール】→【Occupancy Blocks】で行います。39_oblock_0_1.png上がOBlockテーブル、下がPortalテーブルです。

まずOBlocksを設定します。テーブルにSystem Name, User Name, センサー名を入力していきます。(User Nameは必要に応じて入力します)System Name文頭の「OB」は入力しなくても勝手に入れてくれるみたいです。39_oblock_2_1.png
次にPortalsを入力します。39_portal_2_1.pngPortal Nameに任意の名前を、From Block NameとTo Block Nameに接続するブロック名を入力します。このときブロック名はOBlocks Tableからドラッグ&ドロップでコピーすることもできます。
Portalは起点・終点のブロックを含めて全てのブロックの両端に設定する必要があるようです。そのため両端のPortalはBlockの設定が1つしかできませんが、設定後頻繁に「Portal "##" needs have a Block specified on each side」と出るようになります。少し目障りですがそのままで問題はないようです。

最後に両端のブロックも含め各OBlockに対してOPathを設定します。Blocksテーブルの各ブロックの「Paths」ボタンをクリックするとPathテーブルが表示されます。39_path_0_1.png各進行方向について任意のPath NameとFrom Portal(入口)To Portal(出口)を入力します。またFrom/To PortalもPortal Tableからドラッグ&ドロップで入力することができます。
39_path_2_1.png
以上でOBlocks, Portals, OPathsの設定は完了です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。